YouTuberジョーが無料公開した自伝を読んで

いきなりですがYouTuberのジョーブログさんをご存知ですか?僕が彼を知ったのは去年、AbemaTV で行われた『亀田興毅に勝ったら1000万円』という企画です。放送当日、まさかのアベマのサーバーが混み合い、視聴できないことでネットで話題になりましたね。

 

 

最初はヤンチャそうな兄ちゃんが亀田興毅に勝てるわけないだろと馬鹿にしていたけど、『1000万円』というワードに釣られて興味本位で見ていました。結果は惨敗。当然の結果であるが試合を見終わった僕は、彼はどんな人なのかが気になり、YouTubeページを開いていました。

 

ジョーさんの紹介》

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名前:ジョー

年齢:25歳

職業:YouTuber

主な企画:アメリカ0円横断、南米横断、社会の闇に潜入・突撃、AbemaTV 亀田興毅に勝ったら1000万円出演、3ヶ月でプロボクサー挑戦etc

 

動画を見ていたらこんなことをやっている人でした。YouTuberといったら商品紹介や検証・実験を配信しているのが主なイメージで、ジョーブログのような系統の動画は僕にとって新鮮でした。それから僕は彼のファンになり時間があれば彼の動画をチェックするようになりました。最近ではEXILEのATSUSHIさんもジョーブログのファンであることから、動画に出演したりして話題になりました。

 

なぜ、僕は彼が好きになったのか?

 

僕が彼を最初に知ったのはAbemaTV の企画と言いましたが、実はもっと前に彼を見ていたんです。それは、電車の中で訴えかけるように大声を出している動画がTwitterに流れていました。

そこでは彼はこんなことを言っていました。

 

「未来に不安を抱えるのでなく、過去に後悔をするのではなく、今にワクワクするようなことをチャレンジできる人が1人でも増えたら良い」と。

 

もちろん電車でこんな事をするのはマナー違反です。きっとこの彼の行動を批判する人もいるでしょう。でも僕は彼に共感し、僕の胸に響いていました。

 

僕がなぜ彼を好きになったのか。その答えは彼の人間臭さなんです。25歳とは思えないほどの経験を彼はしていて、無謀にも思えることもチャレンジしている。YouTube内では視聴者に訴えかけるような場面が所々あるが全部説得力がある。それは、彼が誰よりもチャレンジして行動しているから。そんな真っ直ぐな彼だから、多くの人の心を打っていると思うんです。

 

 

そんな彼が最近、自分が出版している自伝をブログ内で無料公開したんです。

 

『ねずみはドブ川へ飛び込んだ』幼少期編〜

幼稚園の頃に突然母親がいなくなり、父と妹の3人で暮らしていたジョー。ある日彼にとって大きな出来事が起こる。“祖父の死”。厳格だった祖父に無関心だったジョーだが亡くなってはじめて大切さを知ることになった。ここがジョーの大きなきっかけとなり新しい道を歩み始めることになる。

 

失った後にしか気づくことが出来ないことがある。なんでもっと早く気づかなかったのか後悔することがある。ジョーは祖父の厳しさを優しさだった事を後から気づくことになる。どうすることが相手のためで、何をすれば正しいのか正解はない。故に、気づくのが難しい。大切なのはその人のためであるかどうかだ。文脈からジョーの祖父は思いやりをもった厳しさだったのだろう。

いつ、どこで、誰が自分の前から居なくなるか分からない。その人は大切に思っていた人かもしれないし、そうでないかもしれない。しかし、失ってからでしか大切さの大きさが分からないことが多い。YouTubeを通して出会いを大切にしているジョー。きっと幼い頃の大切な人の死が彼に影響を与えている。

 

僕も出会いを大切にしたい。

僕を大切にしてくれる人を大切にしたい。